松井裕樹、メジャー初黒星 守護神代役で初セーブ機会も…悪夢の3失点でサヨナラ負け

ロイヤルズ戦に登板したパドレス・松井裕樹【写真:Getty Images】

27試合に救援登板して3勝1敗6ホールド、防御率3.91となった

■ロイヤルズ 4ー3 パドレス(日本時間3日・カンザスシティ)

パドレスの松井裕樹投手が2日(日本時間3日)、敵地で行われたロイヤルズ戦でメジャー初黒星を喫した。2点リードの9回、守護神のロベルト・スアレス投手に2連投のため、初のセーブ機会で登板。しかし、1死も奪えず同点に追いつかれると、最後は無死三塁から右翼への犠牲フライでサヨナラ負けを喫した。

先発のマイケル・キング投手が7回1失点の好投を見せると、打線が8回に2点を勝ち越した。松井は3番手として9回のマウンドへ。しかし、先頭のパスカンティーノに右前打、続くペレスに四球を与えると、ベラスケスに中越えの同点三塁打を浴びた。さらに続くロフティンに右犠飛を許しサヨナラ負けとなった。

27試合に救援登板して3勝1敗6ホールド、防御率3.91。チームの連勝は2でストップしたが、32勝30敗の貯金2でナ・リーグ西地区首位のドジャースを追う2位につけている。1日(同2日)にダルビッシュ有投手とジョー・マスグローブ投手が15日間の負傷者リスト(IL)入りし、苦しい投手事情となっている。(Full-Count編集部)

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