無線操縦の飛行機、空高く 堀越二郎記念飛行場がオープン 顕彰団体が出身地の群馬・藤岡市に

 群馬県藤岡市出身の航空技術者、堀越二郎を顕彰する団体「堀越二郎ヒコーキの会」(押森忠芳会長)は2日、同市の神流川河川敷に無線操縦の飛行機専用の飛行場を開いた。同日、記念式典と飛行会が開かれ、会員ら30人が新たな門出を祝った=写真

 飛行場の名称は「堀越二郎記念飛行場」。約10年かけて敷地内にあった木の伐採や芝生の整備に取り組み、今年1月に国土交通省の許可を得て開設した。

 押森会長は「小さな子どもたちが集まって遊べる飛行場になってほしい」と期待する。今後、同会はさらなる飛行場の拡張を目指しているという。

 航空法で規制されている無人航空機を飛行させる際は同会に連絡が必要。問い合わせは押森会長(☎090-3577-8205)へ。

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