元神戸・小林友希に鹿島関心か「セルティック監督に怒って…」と現地報道も

小林友希 写真:Getty Images

日本代表FW古橋亨梧の浦和レッズ移籍が噂されたことにより注目を浴びているスコットランド1部セルティック。元ヴィッセル神戸所属選手のDF小林友希を放出する可能性が報じられているが、鹿島アントラーズが同選手に関心を寄せているという。

現在23歳の小林は、2022年11月に神戸からセルティックへ完全移籍。アンジェ・ポステコグルー前監督体制の加入1年目でレギュラー定着のチャンスを逃すと、今季はブレンダン・ロジャーズ監督のもとで公式戦ほぼ全試合メンバー外。一時セカンドチームでプレーするなど、構想外の扱いを受けている。

小林をはじめ、余剰戦力の放出に注力すると報じられているセルティック。英メディア『グラスゴーワールド』は今月2日、同クラブ退団の可能性がある14選手のひとりに小林を挙げると、契約が2028年6月まで残っている日本人センターバックについて以下のように綴っている。

「このセンターバックはロジャース監督に怒ってボールを蹴ったことがない。期限付き移籍という選択肢もあるが、出場機会がほとんどないことを踏まえると、完全移籍の可能性が高い。小林の獲得には鹿島が興味を示しており、選択肢になる可能性もある」

小林には昨年11月の時点で、古巣の神戸などJリーグ複数クラブからの関心が報じられている。そんな中、英紙『デイリーレコード』は今年3月14日に「セルティックは鹿島からの小林獲得オファーを拒否」とリポート。セルティックの専門サイト『セルティック・クイックニュース』は、セルティックが小林の獲得オファーを却下したクラブに鹿島、横浜F・マリノス、フィンランド1部ヘルシンキ、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のFCダラス、ソルトレイクを挙げていた。

なお、鹿島はJ1第17節終了時点で11勝2分4敗と、首位町田ゼルビアから勝ち点差ゼロの2位。FW鈴木優磨が8ゴールと好調であるほか、守備陣でもDF濃野公人の活躍が目立っている。

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