バックスのヤニス・アデトクンボが母国ギリシャ代表としてパリ五輪最終予選に出場か

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、ギシリャ代表としてパリオリンピック出場権をかけた最終予選に出場する意思を示した。ギシリャ代表監督を務める元NBA選手のバシリス・スパノウリスHC(ヘッドコーチ)が認めている。

パリ五輪に出場する最終予選には24か国が参加。6か国ずつ4つのグループに分けられ、それぞれのグループで優勝した国がパリ行きとなる。

アデトクンボは左ふくらはぎの張りが原因で、レギュラーシーズン最後の3試合とインディアナ・ペイサーズと対戦したプレイオフを全休した。後日アデトクンボは、夏にギリシャ代表としてプレイすることを望んでいると語っていたが、怪我の回復次第と見られていた。

ギリシャは2008年の北京五輪を最後に、オリンピック出場を逃している。その後代表入りを果たしているアデトクンボは、2022年のユーロバスケットにギリシャ代表として出場するなど、国際大会への出場には積極的だ。

なお、FIBAランキング14位のギリシャが所属するグループには、スロベニア(同11位)、ニュージーランド(同21位)、クロアチア(同30位)、エジプト(同40位)、ドミニカ共和国(同19位)がいる。スロベニア出身のルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)がNBAファイナルに出場後、代表へ合流するのかは不透明だが、この中から1か国だけがパリ行きの切符を手にできるとあって、ギリシャとて決して楽な戦いにはならないはず。それだけに、アデトクンボの出場可否がギリシャの命運を分けるに違いない。

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