新天地で覚醒の23歳&24歳…驚異の“3冠”⇔防御率0.00 現役ドラフトが「最高すぎる」

日本ハム・水谷瞬(左)とソフトバンク・長谷川威展【写真:パーソル パ・リーグTV、荒川祐史】

昨年の現役ドラで移籍…ハム・水谷と鷹・長谷川が覚醒

現役ドラフト史上に残る“成功例”となるかもしれない。昨年12月に現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムに入団した水谷瞬外野手が交流戦で“3冠”と猛爆。そして同年の現役ドラフトで奇しくも日本ハムからソフトバンクに入団した長谷川威展投手は防御率0.00を継続中。両選手の活躍ぶりにファンは「Win-Win現ドラ」「事実上のトレード大成功」などと注目している。

日本ハムの6年目の23歳、水谷は5月21日に今季2度目の1軍昇格を果たすと、身長193センチ、99キロの恵まれた体格と身体能力を生かして一気に覚醒。5月29日の阪神戦(甲子園)で3安打を放つと、翌日の同カードではプロ初の4安打と手がつけられない状態となっている。

6月2日のDeNA戦(エスコンフィールド)では待望のプロ1号を放つなど、ここまで交流戦は19打数11安打の打率.579、1本塁打5打点。打率と出塁率.600、OPS1.442は“交流戦3冠”の成績を残している。

同じく水谷と“入れ替わり”でソフトバンクに移籍した3年目の24歳左腕の長谷川は4月4日に1軍に登録されると中継ぎとして大車輪の活躍。プロ初勝利を記録するなど、9試合に登板して4勝0敗、1ホールド。防御率0.00を誇る。

水谷、長谷川はともに新天地で覚醒。この躍動にファンは「両方覚醒する稀代の良トレード」「やっぱりwin-winだった」「2人がまた結果を残して」「お互い活躍の場を得たようで良かった」「この現役ドラフト美しすぎる」「実質トレード」「移籍して良かった例」などと注目している。(Full-Count編集部)

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