汚物風船を「暫定中止」…北朝鮮国防次官が談話

北朝鮮のキム・ガンイル国防次官は2日夜、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、汚物をくくりつけた風船を韓国に飛ばすことを暫定的に中断すると明らかにした。ただ、韓国側からのビラ散布があれば再開するとしており、予断を許さない。

談話は「紙くず15トンを3500余りの各種の気球で韓国の国境付近と首都圏地域に散布した」とし、「韓国の連中に散布された紙くずを拾い集めることがどんなに気持ちが悪く、多くの手間がかかるか十分に体験させた」との立場を明らかにした。

そのうえで「紙くずを散布する行動を暫定中止する」としながらも、「ただし、韓国の連中が反朝鮮ビラ散布を再開する場合、発見される量と件数によってわれわれはすでに警告した通りに百倍の紙くずとゴミを再び集中散布することで対応する」と警告した。

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