「花しょうぶまつり」にぎわう 1万2千株咲き誇る 三重

【咲き誇るハナショウブを楽しむ親子連れ=亀山市若山町の亀山公園菖蒲園で】

 【亀山】三重県亀山市若山町の亀山公園菖蒲園(しょうぶえん)で2日、「第25回花しょうぶまつり」(同実行委員会・鈴木壽一会長)が開催され、市内外から多くの人が、100種類1万2千株の咲き誇るハナショウブを楽しんだ。

 来賓あいさつで櫻井義之市長は「初夏の風物詩『花しょうぶまつり』を、思い出に残る一日として、咲き始めたアジサイの花も一緒に楽しんでください」と話した。

 公園内では、市立亀山中学校吹奏楽部が、ダンスを交えて「東京ブギウギ」や「私は最強」など4曲を披露した。また、表千家亀山会の「野だて」、園児と小学生対象の写生コンテストなどもあった。

 同公園を管理する市地域社会振興会の岸英毅理事長は「ハナショウブは、今月中旬まで楽しめます。都合のよい日に公園内を散策しながら、ゆっくり楽しんで」と呼びかけていた。問い合わせは同振興会=電話0595(82)7111=へ。

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