中国の月面探査機「嫦娥6号」、月の裏側の南極エイトケン盆地に着陸

中国の月面探査機「嫦娥6号」の着陸機と上昇機の結合体が月の裏側にある「南極エイトケン盆地」の予定された地点への着陸に成功しました。写真は着陸後の「着陸機と上昇機の結合体」(シミュレーション画像)。

中国の月面探査機「嫦娥6号」の着陸機と上昇機の結合体が2日午前6時23分、中継通信衛星「鵲橋2号」のサポートを受け、月の裏側にある「南極エイトケン盆地」の、予定された地点への着陸に成功しました。

着陸機は「鵲橋2号」を通じて、地上からの制御の下、太陽電池アレイと指向性アンテナの伸展などに関する状況確認やセットアップを行った後、ドリルとロボットアームの2種類の方法でおよそ2日間をかけて、それぞれ月の土壌と岩石のサンプルを採取します。また、着陸エリアの土壌構造分析などの科学探査を実施し、月の成り立ちと進化の歴史の研究を行う予定です。(提供/CRI)

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