渋野日向子に訪れていた“奇跡”に再脚光 単独2位で賞金2億円GET、SNS話題「ウッズみたい」【全米女子OP】

全米女子オープンで2位となった渋野日向子【写真:Getty Images】

海外メジャー・全米女子オープン

女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦・全米女子オープンは現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、2打差4位から出た渋野日向子(サントリー)が2バーディー、4ボギーの72で回り、通算1アンダーの2位。19年のAIG全英女子オープン以来、5年ぶり2度目のメジャー制覇こそ逃したが、優勝した笹生優花(フリー)との日本勢ワンツーの快挙を達成した。賞金2億円も獲得。この順位に繋がった前日のプレーにも再び脚光が浴びせられている。

この“奇跡”がなければ、渋野の単独2位はなかった。現地1日の第3ラウンド。14番パー4の第3打は、ピンまで10メートル弱のバーディーパットだった。カラーから優しく転がし、カップインかと思われたが、縁でストップ。完全に止まった。しかし、時間を置くとコロンとひと転がり。ギャラリーも時が止まったかのように静寂に包まれたが、一気に沸騰した。

大会公式インスタグラムとXでも公開されたこのシーン。ネット上で“10秒の奇跡”とも話題になり、「ありえない!!!!!」「いつぞやのマスターズでのタイガー・ウッズみたいなことに」などと日米のファンからコメントも書き込まれていた。

アリー・ユーイングら3位とは1打差の単独2位になった渋野。130万ドル(約2億円)の賞金が与えられ、結果的に大きな1打となった。

THE ANSWER編集部

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