カージナルスがスイープ負けを回避 ゴーマン先制2ラン&決勝打

【カージナルス5-4フィリーズ】延長10回タイブレーク@シチズンズバンク・パーク

日本時間6月3日、ルー・ゲーリッグ・デーの「サンデーナイト・ベースボール」として行われたカージナルス対フィリーズの一戦は、延長戦の末にカージナルスが5対4で勝利。3連戦のスイープ負けを回避し、借金を1つ減らして1とした。カージナルス6番手のジョン・キングが2勝目(1敗)をマークし、7番手のライアン・ヘルズリーは19セーブ目を記録。フィリーズ6番手のグレゴリー・ソトは決勝打を浴び、3敗目(1勝)を喫した。

スイープ負けは避けたいカージナルスは、1回表二死1塁からノーラン・ゴーマンの11号2ランで幸先よく先制。2回裏に守備のミスでピンチを招き、ギャレット・スタッブスのタイムリー二塁打などで追いつかれたが、3回表無死1塁からアレック・バーレソンの6号2ランで勝ち越しに成功した。5回裏に再び守備の乱れからピンチとなり、ブライソン・ストットの2点タイムリーで4対4の同点に。試合はそのまま延長タイブレークに突入し、10回表二死3塁からゴーマンのタイムリーで奪った1点を守護神ヘルズリーが守り抜き、5対4で勝利した。

カージナルスはこの勝利でフィリーズ3連戦のスイープ負けを回避。5月前半に7連敗を喫するなど、最大9つの借金を抱えたが、日本時間5月13日以降は18試合で13勝5敗と持ち直し、カブスを抜いてナ・リーグ中地区の2位に浮上した。首位ブリュワーズとは7ゲーム差がついているが、ナ・リーグ全体では6番目の勝率で、実はワイルドカード圏内に位置している。ウィルソン・コントレラスやラーズ・ヌートバーを故障で欠いているものの、今の調子を維持できれば、2年ぶりのポストシーズン進出は十分に狙えるはずだ。

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