無双の阪神25歳は「沢村賞狙える」 TJ手術以降は敵なし…衝撃完封に「本物のエース」

阪神・才木浩人【写真:荒川祐史】

阪神・才木は2日のロッテ戦で今季2度目の「1-0」完封勝利

■阪神 1ー0 ロッテ(2日・ZOZOマリン)

阪神・才木浩人投手が2日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦で9回を6安打、6奪三振の完封勝利で6勝目を挙げた。チームの連敗を「5」で止め、ロッテの連勝を「11」で止めた25歳右腕に、ファンから「一生ついていきます」「虎のエースや」などと称賛のコメントが相次いだ。

才木は初回に味方打線が奪った1点を守り切った。9回2死三塁のピンチで今季6本塁打のグレゴリー・ポランコ外野手を迎えたが、最後は直球で二ゴロに仕留め、右拳を強く握り締め、満面の笑みを浮かべた。

“スミ1”での116球、完封劇。ロッテの連勝を「11」で止め、敵地を埋めた虎党から大歓声を浴びた。今季3度目の完封で、10試合で6勝1敗、リーグ3位の防御率1.34という好成績を収めている。5月12日のDeNA戦(横浜)も1-0での完封勝利だった。

25歳の才木は2020年オフに右肘の内側側副靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、2022年に復帰すると、同年は9試合ながら4勝1敗で防御率1.53。昨年は19試合で8勝5敗、同1.82と抜群の安定感を誇っている。

DAZNが公式X(旧ツイッター)に「虎の子の1点、才木浩人が守り切る」とコメントをつけて勝利の瞬間の映像を投稿。ファンは「ロッテを止めれるのは才木だけ」「本物のエース」「エースの階段登ってる」「何回みても泣きそう」「虎のエースや」「バケモンなん?」「神すぎる」「安定感ずば抜けてる」「沢村賞狙える」と歓喜していた。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2