東証、午前終値3万8849円 一時500円超高

東京証券取引所

 週明け3日午前の東京株式市場で一時、日経平均株価(225種)が500円以上値上がりし、取引時間中として3営業日ぶりに3万9000円台を回復した。前週末の米国市場でダウ工業株30種平均が大幅に上昇した流れを引き継いだ。

 午前終値は前週末終値比361円75銭高の3万8849円65銭。東証株価指数(TOPIX)は22.91ポイント高の2795.40。

 前週末の米国では過度なインフレ懸念が後退して投資家心理が改善し、ダウがほぼ全面高となった。これを受けて、東京市場でも幅広い銘柄に買い注文が集まった。特に、長期金利の上昇傾向で業績が改善するとの期待から金融株の値上がりが目立った。

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