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岡山県内で交通死亡事故が相次いでいるのを受け、県警は3日、緊急の交通取り締まりや県内一斉の街頭啓発活動を行った。
県警機動隊庁舎(岡山市北区いずみ町)で出発式があり、寳満智彦交通部長が「白バイやパトカーの機動力を生かした取り締まりは有効だ。悲惨な死亡事故を防いでほしい」と訓示。交通機動隊員ら約20人が、赤色灯をつけたパトカーと白バイ計17台に乗り込み、市街地での取り締まりに向かった。
イオンモール岡山(同下石井)周辺では、岡山中央署員ら約10人が啓発活動を展開。集中力を欠いた漫然運転への注意、自転車乗車時のヘルメット着用を呼びかけるチラシを通行人に手渡した。
県警によると、今年の交通事故死者は2日時点で20人(前年同期比5人増)で、うち10人が4、5月の2カ月間で亡くなっている。追突や対向車線にはみ出すなど、一方的に過失のある事故が7割近くに上るという。
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