「揖保乃糸」冷やしカップ麺 ヤマダイから初登場

暑い夏の食卓に欠かせない手延素麺「揖保乃糸」。即席麺メーカーのヤマダイは「揖保乃糸」の生産者団体「兵庫県手延素麺協同組合」と協力し、ぶっかけタイプの冷やしカップ麺「手緒里庵 冷やし手延そうめん」を新開発、6月3日から夏季限定で発売する。

両者はこれまでつゆが温かい製品でのタッグはあったが、冷やしタイプは初。ヤマダイの広報担当者は「『揖保乃糸』のおいしさをカップ麺で手軽に味わって欲しい」と期待を寄せる。

「手緒里庵」ブランドは、麺に「揖保乃糸」を使用し、やさしい味わいのつゆを合わせたノンフライ和風カップ麺。新商品「冷やし手延そうめん」の開発にあたっては、「揖保乃糸」のおいしさを最大限に感じられるようにこだわった。

また主役は麺でありつつも、2種類の醤油と5種類のだし(かつお節、宗田鰹節、焼あご、真昆布、椎茸)を使った自然なおいしさのつゆと、焼津で製造したかつお節や紀州産南高梅フレークなど具材のアクセントも楽しめるようにバランスを追求した。

価格は275円(税別)。調理方法は、まずは通常のカップ麺と同様にお湯で麺を戻し、湯切り口からお湯を捨て、冷水を注ぐ。この作業を2~3回繰り返した後、フタを全部はがして麺の上につゆをかけ、かやく、かつお節を入れて完成する。

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