ホテルを転々と「怖くなって逃げた」飲酒や薬物使用も視野に 信号待ちの車に追突し逃げた疑いで男を逮捕

目撃者)

「徐々に徐々にパトカーの台数が増えて。もう終わりの頃になったら10台近く並んでた」。

午前5時ごろ。ただならぬ様子で札幌市中央区のホテル周辺に警察官が集まる様子を近くに住む人が目撃していました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区の会社役員工藤達人容疑者(53)です。工藤容疑者は先月14日、札幌市中央区南10条西10丁目の石山通でRV車を運転中に信号待ちをしていた乗用車に追突し68歳の男性ら3人にけがをさせそのまま逃げた疑いがもたれています。

逮捕された時の様子を目撃していた人は。

目撃者)

「何名かはさすまたみたいな、犯人を取り押さえる長いぼっこみたいなのを持っていたんで。なんか大事件かなと思って見てた」。

ホテルの駐車場で逮捕された時には、抵抗する様子もみせたという工藤容疑者。警察の調べに対し「怖くなって逃げました」と容疑を認めています。

警察によりますと工藤容疑者は事件のあと、札幌市内のホテルなどを転々としていたとみられていて、警察は工藤容疑者が事件当時、飲酒や薬物を使用していた可能性も視野に調べを進める方針です。

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