千葉県が「食中毒注意報」発令 予防対策の徹底を呼びかけ

千葉県が「食中毒注意報」発令 予防対策の徹底を呼びかけ

 気温が高くなり、食中毒のリスクが高まるこの季節、千葉県は「食中毒注意報」を出して予防の徹底を呼びかけています。

 県は食中毒警報等発令要領に基づき、6月1日に「食中毒注意報」を発令しました。

 気温が高くなるこの季節は細菌を原因とする食中毒が多く発生していて、特に肉の生食や加熱不足によるカンピロバクターや腸管出血性大腸菌O-157などに注意が必要です。

 県内では2024年4月以降、すでに4件の食中毒が発生していて、患者数は87人に上っています。

 このため県は「細菌を付けない・増やさない・やっつける」を三原則として調理前や食事前の手洗いの徹底、肉や魚の十分な加熱などの予防対策を徹底するよう呼びかけています。

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