怖すぎる「踊ってみた」…韓国ホラー『怪談晩餐』の“ディンドンチャレンジ”エピソードポスター公開

韓国気鋭のホラー監督たちが集結した『怪談晩餐』より、ダンス怪談『ディンドンチャレンジ』のエピソードポスターが解禁となった。

韓国ホラー映画の系譜を受け継いできた代表監督たちによるコラボレーション作品である本作は、カカオページの大人気ウェブトゥーン『Tastes of Horror』で連載され、若者を中心に絶大なる人気を得たホラー漫画が原作。

監督は、『ブラインド』のアン・サンフン、『ホテルレイク』のユン・ウンギョン、『殺人漫画』のキム・ヨンギュン、『時間回廊の殺人』のイム・デウン、『シャーク 覚醒』のチェ・ヨジュンなど、K(韓国)ホラーの担い手たちが集結した。

その中の一つ、『ディンドンチャレンジ』では、ダンスユニットを組む配信者でもある友人関係にある女子高生のボラ、ヘユル、ヨンビの3人を描く。彼女たちには、アイドルデビュー、チャンネル登録者100万人など、それぞれに夢があるが、チャンネル登録者数が増えないなど悩みを抱えていた。そんな中、ある奇怪なダンスを踊ったら願いが叶うという噂を知り、危険なダンスチャレンジに参加する。最も危険な「踊ってみた」。その恐るべき代償とは…。

『ディンドンチャレンジ』は、緊迫感のある演出と刺激的な映画体験で観客を魅了し観客動員数236万人を記録した『ブラインド』を手掛けたアン・サンフンが監督を務める。本作も、同じく緊張感たっぷりでサスペンスな雰囲気の作品に仕上がっている。

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音楽と振り付けの完成度に特に強く重点を置き、ダンスの振り付けには、2021年韓国舞踊協会新人振付師創作公演審査委員長賞の受賞者であるヨム・ジョンヨンを迎えた。ヨム・ジョンヨンは、「このダンスは、東洋的な音楽と、ウィッシュウィッチ(願いをかなえる魔女)という西洋文化との独特な混在が特徴的でした。そこへ不気味さを加えたかったのです」と述べる。振付師によるこの独特のアプローチが、唯一無二なホラー要素への興味をかきたてるのだ。アン・サイフン監督は「願いをかなえる代わりに魂を奪う、世界に通用するホラーなキャラクターにしようと考え、多くの西洋のオカルト要素を織り込むことにしました。ウィッシュウィッチが片目であることがわかりますが、これは一種の「継承」です。ウィッシュウィッチもまた、前のウィッシュウィッチによって自分の強欲さへの「罰を受けた」人間だった、という考えに基づくものです。「欲望」「破壊」そして「罰」は人間社会に脈々と受け継がれてゆく、というというアイデアを表現したかったのです」と語る。

EL7Z UPのメンバーであるイェウン、元CLCのスンヨン、スンヒの演技にも注目だ

日常生活の中で一度は耳にしたことがある怪談の本質に触れ、観客をリアルで新鮮な恐怖へと陥れる、韓国気鋭のホラー監督たちが日常を一転させる壮絶な6つの最恐怪談『怪談晩餐』は7月19日より公開。

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