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7月6日(土)~9月1日(日)、堺市博物館で、百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録5周年を記念して、企画展「ハニワ大解剖─埴輪の謎を解き明かせ!─」を開催。夏休み期間に、子どもから大人までハニワについて楽しく学ぶことのできる展覧会です。
初公開の円筒埴輪のほか約100点が一堂に
百舌鳥古墳群からは網羅的に、古市古墳群からは一部ピックアップして、全部で約100点ものハニワを展示。また、仁徳天皇陵の墳丘から出土し、古墳築造時の姿に復元された円筒埴輪を初公開! 「どんなハニワかは、来館してからのお楽しみ! 必見ですよ」と、担当者。
▲盾持人埴輪(野中宮山古墳)/藤井寺市教育委員会
▲朝顔形円筒埴輪(赤山古墳)/堺市文化財課
夏休みの自由研究のヒントにも
古墳の年代を決める検討材料にもなり、また当時の人々の生活や思想を考える手掛かりにもなるハニワ。同展では、ハニワの紹介はもちろん、観察するポイントの提示もあるので、夏休みの自由研究にもピッタリです。かわいい動物のハニワや邪気を払うといわれている盾のハニワ、大きさに注目の応神天皇陵古墳のハニワも展示。
▲犬形埴輪(百舌鳥梅町窯跡)/堺市文化財課 ※企画展ではレプリカを展示
▲円筒埴輪(応神天皇陵古墳)/大阪府立近つ飛鳥博物館
7月6日(土)・7日(日)は無料! 親子向けイベントにも注目
7月6日(土)・7日(日)は、世界遺産登録5周年記念無料観覧日。気軽に、古墳時代の歴史に触れることができる貴重な2日間です。
また、7月30日(火)午前10時~40分には、未就学児と保護者を対象にした「ベビーカーツアー」(要予約)が、8月20日(火)午後1時~4時には「ハニワの日 缶バッジ作り」(予約不要)が実施され、親子で楽しめるイベントも豊富。そのほかにも、さまざまな関連イベントが用意されています。
ハニワ大解剖─埴輪の謎を解き明かせ!─
場所 堺市博物館(堺市堺区百舌鳥夕雲町2、大仙公園内)
開催期間・時間 7月6日(土)~9月1日(日)午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜(7月15日、8月12日は開館)
観覧料 一般200円、高大生100円、小中学生50円