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SMNは、同社が提供するDSP「TVBridge Ads」と、インティメート・マージャーが提供する共通IDソリューション「Intimate Merger Universal Identifier(以下「IM-UID」)」を連携した。
「TVBridge」は、国内大手テレビメーカー4社が取得しているテレビ視聴データと、SMNが保有するデジタルメディアの接触データをもとにした広告配信を実現するデータ活用サービスだ。
これまで「TVBridge Ads」では、3rd Party Cookieが使えないiOSデバイスのSafariブラウザへの広告配信が制限されていた。そこで今回、個人を特定せずにユーザーを識別できる共通IDソリューション「IM-UID」を導入することで、iOSデバイスのSafariブラウザでも広告配信が可能となった。これにより「TVBridge Ads」のリーチが拡大し、広告効果の向上が期待できる。
実際に「IM-UID」を活用しテスト配信を行った結果、iOSデバイスのWebブラウザ面へ広告配信が可能となったことで、プロモーション全体のターゲティングボリュームが約1.7倍まで拡大した。
またボリューム拡大にとどまらず、AndroidデバイスのWebブラウザ面と比べ入札競争の少ないiOSデバイスのWebブラウザ面を活用することでCPMを200%改善。加えてCTRも55%と大きく改善し、その結果CPCは400%改善する結果となった。
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SMNは、今後もデジタル広告のプライバシー保護を前提とした、健全性・安全性の向上への課題解決に注力し、ポストCookie時代に対応する各種IDとの連携を進める。