セルライトスパ×はるかぜに告ぐ “芸人あるある”語り合う 「豪華なお弁当はプレッシャーに…」

吉本興業のお笑いコンビ・セルライトスパの肥後裕之(写真左)と大須賀健剛(同右)

吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティーを務めるラジオ番組に、先輩芸人のセルライトスパが出演。ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサも共演し、トークを繰り広げた。

【写真】「会いたかった!」 サマンサ・アナンサがセルライトスパと共演

初対面ながらセルライトスパに詳しいサマンサは、「会いたかったから、いますごくテンションが上がってきた。2人とも男前!」と大興奮。どちらが好みか尋ねられると、「どっちもいけます」と断言した。セルライトスパ・肥後は、テレビ番組でナジャ・グランディーバにも「1番好き」といわれたことがあるらしく、ドラァグクイーンたちから注目されているようだ。

そんなセルライトスパは2009年に結成したコンビで、今年で結成15周年を迎える。2人はともに関西出身ではないがNSC(吉本総合芸能学院)大阪の出身で、現在は関西に住んでいる。

吉本の劇場に電車で向かう際、同じ吉本芸人である白桃ピーチよぴぴによく会うという肥後。車両の端と端にいても大声であいさつをしてくれるそうで、「(ほかの乗客に芸人であることが)ばれるから大声で言わなくてもいいと思う」と困惑していることを明かした。

ちなみに、はるかぜに告ぐ・とんずも白桃ピーチよぴぴによく出くわすそうで「あの人、たぶん数人いますよ」と頻繁に見かける理由を力説した。

一方の相方・大須賀は、最近引っ越したのだが「引っ越してから給与明細が届くのが遅くなった」という。これについては、SNSで「吉本社員が自転車で配達してる?」とも発言したそうで、「本気じゃないけど、(いま住んでいる)吹田は坂が多いから大変なんかな」と推察した。

とんずは実家に給与明細が届くようにしており、親がコメント付きで写真を送ってくれるのだそう。最近は「ご苦労様です」というコメントとあわせて、携帯電話会社からの支払い督促の写真が送られてきたという。ところが、親から知らせてもらっていたにもかかわらず、「携帯はちゃんと止まりました」とひと言。なんと2か月ほど支払いをしなかったそうで、出演者一同、とんずのだらしなさに驚いていた。

この日の番組テーマは、「仕事あるある」。セルライトスパが紹介した“芸人”あるあるは、「遅い時間のライブのときに最前列にもかかわらず帰る人がいるが、『どのタイミングで帰んねん』と笑いにできるので意外と嫌じゃない」「出されるお弁当が豪華すぎるとプレッシャーになってちょっと嫌」など、一般人としては意外なものだったが、はるかぜに告ぐの2人は共感できるという。

後輩芸人であるとんずからは、「(大阪の)難波などでスーツカバーを持っている人がいると緊張する」という意見が。「衣装を持った先輩なのでは?」と思うそうで、芸人ならではの見分け方があることがわかった。

ほかにも、大須賀は「現地集合のロケのときは、荷物持ちのADさんのために荷物を少なめにしておく」と話したが、“あるある”というよりも本人の優しさエピソードに。肥後も同じく荷物は少なくしておくそうだが、「小さすぎて目立たなかったのか上に機材を積まれてしまったことがある」と嘆いていた。

セルライトスパの2人は、はるかぜに告ぐから見てもとにかく優しい先輩だそうで、特に、大須賀ののんびりとした様子を「映画『モンスターズ・ユニバーシティ』に出てくる、教室にたどり着けないナメクジみたい」と表現した。

※ラジオ関西『Clip火曜日』2024年5月28日放送回より

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