【気象予報士が解説】3日は広く晴れた一方で局地的に雨雲が発達 4日にかけて急な雷雨に注意【新潟】

上越と中越に「低温注意報」を発表

3日は日差しが届きましたが、気温は上がらず日中は20℃前後の所が多くなりました。
3日夜、上・中・下越に雷注意報が発表されています。今夜いっぱいは大気の不安定な状態が続くため、急な強い雨や落雷に注意が必要です。

そして、4日も天気の急変に注意が必要な所がありそうです。4日午前9時は次第に西の高気圧に覆われてくるため、県内は午後を中心に日差しが届く見込みです。ただ、上空の寒気の影響が残るため、午後は山沿いを中心ににわか雨の可能性があります。空模様の変化にご注意下さい。

また、4日の日中もあまり気温が上がらなさそうです。4日の予想最高気温は22℃前後の予想で、各地とも平年より低くなる見込みです。日差しのもとでも比較的過ごしやすい体感になりそうです。

一方、注意点も。
新潟地方気象台は、上越と中越に「低温注意報」を発表していて、少なくとも4日にかけて農作物の管理に注意をするよう呼びかけています。こうした平年よりも気温の低い状態が、あと数日続きそうです。
週間予報を見てみると、6日(木)頃までは最高気温が22℃前後の所が多い予想です。7日(金)以降は25℃前後で、この時期らしい気温に戻りムシ暑くなりそうです。

向こう一週間は晴れが続き、梅雨入りはしばらく先になりそうです。まとまった雨がしばらくないので、農家さんは水の管理などが必要になるかもしれません。

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