青森市にある特別史跡三内丸山遺跡で、２０２４年度の発掘調査が始まりました。
初日の３日は開始式が行われ、三内丸山遺跡センターの岡田康博所長から発掘作業員６人に任用通知書が手渡されました。
２０２４年度は、発掘調査計画第４期の初年度にあたり、調査区域は、遺跡の見学路からほど近い、３２５０平方メートルの範囲で行われます。
作業員たちは、早速ヘラやねじり鎌を使い、土の掘り起こし作業をしていました。
【三内丸山遺跡センター 岡田康博所長】
「今年は、建物の範囲や年代、お墓についても範囲やより詳しい年代を解明するという目的で調査を行っています」
「予想を超えて、いろんな発見がありますので非常に楽しみ」
発掘調査は１０月３１日まで行われ、７月上旬から９月中旬までの間、一般公開される予定です。
