徳島市立が大会10連覇で通算22回目の優勝を果たす 県高校総体サッカー決勝【徳島】

高校スポーツの祭典、徳島県高校総体は6月3日が最終日となりました。

県内各地で若きアスリートたちが熱い戦いを繰り広げました。

男子サッカー決勝は、県総体9連覇中で今大会はいまだ無失点の第1シード校の徳島市立と、初優勝を目指す第2シード校の徳島科学技術の対戦となりました。

開始から試合のペースを握ったのは徳島市立。

前半16分、ペナルティエリアで岡が倒されてPKを獲得すると、これをきっちりと決め徳島市立が先制します。

さらに徳島市立は前半19分、フリーキックのチャンスにキッカーは山口。

(徳島市立 山口凛太朗選手)

「少し(壁に)当たるかと思ったが、きれいに抜けてくれました」

山口の直接フリーキックが決まり、追加点を奪います。

勢いに乗る徳島市立、前半23分には岸のクロスに牛尾が頭で合わせ、3対0とリードを広げます。

意地を見せたい徳島科学技術は前半25分、金本のスルーパスに反応した鈴江がシュートを打ちますが、枠を捉えられません。

エンドが換わった後半、科学技術による反撃の前に徳島市立のキーパー、李が立ちはだかり、ゴールを許しません。

逆に試合終了間際、徳島市立は山口がこの日2ゴール目をあげ、4対0。

大会10連覇で通算22回目の優勝を飾りました。

(徳島市立 上田寛太主将)

「総体通じて無失点で終われたことは、チームとして良い成長になった。どんなチームにも走り負けない全国で戦えるチームにしていきたい」

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