新スタジアム整備場所「八橋も1つの選択肢」穂積秋田市長 ライセンス申請期限は6月末

秋田朝日放送

サッカーJ2ブラウブリッツ秋田のクラブライセンスの申請期限が今月末に迫っています。取得に大きく関わるのがスタジアムです。外旭川地区への整備に舵を切っていた秋田市ですが穂積市長は八橋の可能性もまだ捨てていないようです。

新たなスタジアム建設の着工時期は再整備する卸売市場の余剰地を使うため当初の2026年から2030年に後ろ倒しとなる計画です。先月行われた協議会でブラウブリッツの岩瀬社長はJリーグ側から「土壌や市場改修の問題は事前に分かっていたはず」との指摘があったことを明かしました。
それを経て3日記者会見に臨んだ穂積市長は外旭川以外の地域にも整備する可能性は残っているとしました。

【穂積市長】「じゃあ他の土地があるのかと言う中での摸索をしていかなければいけない。八橋ということも1つの選択肢にあるだろうと思っています」

ただスタジアム基準である1万人以上を将来的にクリアするには用地の確保や都市公園の機能面で多くの課題があり、穂積市長は「可能性は排除しない」という言い方に留めました。
スタジアム整備に関わる卸売市場の再整備については施設の規模や配置、スケジュールなどを盛り込んだ基本計画案を6月の市議会で示す考えです。

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