５月３０日からヨーロッパに出張中の千葉県の熊谷知事は、ドイツとオランダで経済や文化・スポーツ分野の意見交換を重ねています。
５月３０日に成田空港を出発した熊谷知事は、現地時間の５月３１日から視察を本格化させました。
県によりますと熊谷知事はこれまで、パラスポーツの普及に積極的なオランダ・ロッテルダム市の関係者とスポーツ振興策を巡り意見交換したり、姉妹都市を結ぶドイツ・デュッセルドルフ市のケラー市長と会談したりしました。
ケラー市長とは今後も幅広く交流を深めることで一致し、提携を続ける確認書に署名したということです。
これを受け、熊谷知事は６月２日、文化面での協力を具体化するために現地の芸術施設を訪れ、デュッセルドルフ市とアーティストの交換事業を始めることで合意しました。
２０２４年度は県ゆかりのアーティストを２か月間派遣するということです。
熊谷知事は日本時間の４日帰国し、５日午後の定例記者会見で、出張の成果などを説明する予定です。
