看病家族に光と音の癒やし 札幌のマクドナルドハウス

「ドナルド・マクドナルド・ハウスさっぽろ」の「センサリールーム」で遊ぶ親子=2日、札幌市(ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン提供)

 自宅から離れた病院で入院する子どもに付き添う家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウスさっぽろ」(札幌市手稲区)に、視覚や聴覚を心地よく刺激する「センサリールーム」が設置され、3日、関係者に公開された。

 広さ5平方メートルの床や壁などに設置された複数の照明器具が青や紫などさまざまな色に光ったり、水の流れる音が聞こえたりして、気分を落ち着かせる。昨年夏からクラウドファンディングで寄付を集めた。

 公益財団法人「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」(東京)によると、ハウスは全国に12カ所。札幌では2008年に開設された。

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