クラブでアニソンを楽しむ、最新エンターテインメントイベント「Anime Rave Festival」（通称、アニレヴ）が、6月1日に「KIMCHIKURA×AniRAVE×OMOTENASHI BEATS」として韓国・ソウルのMUSINSA GARAGEにて初開催され、アーティストがDJやライブパフォーマンスを披露。会場に集まった約550名の韓国のオーディエンスがアニソンに熱狂した。
アニレヴは、アニソンとクラブカルチャーが融合した最先端イベントで、2018年に第一回が開催され、今年で6年目となるアニソン界大注目のイベントだ。
本イベントは、主催のmotsuを始め、これまでもDJ KOO、SKY-HIなど豪華アーティストが出演することで話題となり、今年3月には日本で2年ぶりに開催された。
韓国で初開催となった今回は、韓国最大規模のアニソンDJイベント「KIMICHIKURA」と日本の「AniRAVE」とのコラボで開催され、世界に誇るべき日本文化の1つ“アニメソング”をビートにのせて世界中の人々を“おもてなし”するアニメソング×クラブミュージックプロジェクト「OMOTENASHI BEATS」のメンバーDave Rodgers、小宮有紗、神尾晋一郎、DJ Megucheeなどが出演。
チケットは完売し、フロア後方までアニソンファンで埋め尽くされた会場の様子から、韓国でも日本のアニソン人気の熱量を感じる。
熱気溢れる会場はオープニングから一気に盛り上がりを見せ、小宮有紗のステージでは観客がペンライトを振りフロアがカラフルな色で彩られる中、コールアンドレスポンスが繰り広げられる。
その後もメンバーが続々とフロアを盛り上げ、Dave Rodgersが登場すると会場のボルテージは一気に上昇。アップテンポな楽曲にフロアの観客もものすごい声量で応え、一緒に歌う姿も見受けられ、アンコールまで興奮冷めやらぬ様子で駆け抜けた。
本イベントへの出演が2回目となった小宮有紗と、初出演のDJ Megucheeは、パフォーマンス後、「びっくりした！ すごい盛り上がりで、日本語完全に通じた！」と韓国のファンの熱量に驚きの様子でコメント。
小宮有紗は、「昨年出演した際に、アニメとかを通じて日本語を勉強しているということを伺って。今日はそれが本当に伝わって、日本のアニメや私たちが関わっている作品を愛してくれてるなということを感じたので嬉しかったです」と、感謝の気持ちを表明した。
続けて、彼女は「私たち、今回は韓国でご一緒したのですけど、6月22日にもアニレヴでご一緒させていただくとのことで！」と話すと、DJ Megucheeは思わず、「うれぴー！ 今回の共演でめちゃくちゃラヴになったんです！ いつかコラボステージとか、今後色々なステージをお見せできると思うので、次回のアニレヴ、その先も共演できるように頑張りますので皆さん是非見に来てください！」と、今後の共演に期待を込めた。
Dave Rodgersからは、「初めての韓国は最高でした！ 観に来てくれたみんな愛してるぜ！ またすぐ戻ってくるよ！ みんなで歌おう」と、興奮冷めやらぬ様子で答えた。
韓国でも最高の盛り上がりを見せたアニレヴ。次回は、6月22日に「AniRAVE Fever!!!!!」としてGARDEN新木場FACTORYにて開催される。
今年3月に代官山で開催された会場から約3倍の規模となるが、出演者はmotsuをはじめ、今回出演した小宮有紗、DJ Meguchee、中村繪里子、芹澤優、徳井青空、高槻かなこ、七海うららなど、豪華ラインナップを迎え、DJやライヴパフォーマンスを披露する。
