6月の「歴代最高気温」が1番高い都道府県はどこ? 200人に取ったアンケート結果に目を疑う

夏に向けて気温が上がってくる6月。

歴代で「6月の最高気温」が1番高い都道府県はどこかご存知でしょうか。今回、アンケートを取ったところ、正解率は約4割でした。

記事後半では、歴代で「6月の最高気温」が1番高い都道府県の観光情報と観光消費額単価を紹介します。

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歴代で「6月の最高気温」が1番高い都道府県はどこ?

歴代で「6月の最高気温」が1番高い都道府県のアンケート結果

LIMO編集部が全国の10代〜60代の男女200名を対象に、「群馬県」「埼玉県」「岐阜県」「新潟県」の4択のうち、「歴代で6月の最高気温が1番高い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の39%が群馬県と回答。

次に多かったのが38%の埼玉県。そして17%の岐阜県、6%の新潟県という順番になりました。

群馬県または埼玉県と答えた人が全体の7割以上を占めましたが、歴代で「6月の最高気温」が1番高い都道府県はどこなのでしょうか…。

「6月の最高気温」が1番高いのは、猛暑で有名な都道府県

6月の最高気温ランキング

歴代で「6月の最高気温」が1番高い都道府県は、群馬県です。観測されたのは群馬県の伊勢崎市で、気温はなんと40.2度(2022年6月25日)。6月に40度を超えたのは、観測史上初のことだったのです。

実はこの2日後の2022年6月27日には、栃木県・佐野市で39.8度。2022年6月30日には埼玉県・鳩山町で39.9度、寄居町で39.8度を記録。

気象庁が公開している気象データの「歴代全国ランキング」によると、6月の最高気温の高い順で1位〜18位までのほとんどが2022年6月下旬の各地域の記録が独占。2022年は関東・中部地方で猛暑が続いていたことがわかります。この年の6月が異常な暑さだったことが分かりますね。

6月の歴代最高気温を記録した群馬県の観光スポットを紹介

6月の歴代最高気温を記録した群馬県は、温泉や自然、おいしい食事を楽しめるだけでなく、首都圏からのアクセスも良いことから、旅行先としても人気です。

こんにゃく料理が無料で食べ放題の「こんにゃくパーク」や、湯畑が有名な「草津温泉」、石段街が写真映えする「伊香保温泉」など、魅力的な観光スポットが群馬県各地に点在。

2022年度の観光入込客数は県内客、県外客、外国人の合計で5207万人。観光消費額単価は、県外客の日帰り観光で2725円、宿泊は2万6657円でした。

いかがでしょうか。6月の最高気温が1番高い都道府県を紹介しました。

調査概要

調査日:2024年5月16日
調査人数:200人(全国の10~60代)

参考資料

  • クロス・マーケティング QiQUMO
  • 気象庁「歴代全国ランキング」
  • 群馬県産業経済部観光魅力創出課「群馬県観光入込客数調査報告書」

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