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夏の中元シーズンを前に、1日、島根県がギフトセンターをオープンしました。
一畑百貨店が閉店して県産品ギフトを扱う所が減ったのを補い、島根県外にお金が逃げない仕組みを維持したい狙いです。
1日、オープンした「島根県産品お中元ギフトセンター」。
県が主体のギフトセンターは全国的にも珍しく、県産の様々な食品や地酒など約100社220商品が並び、訪れた人たちが気に入ったものを選んでいました。
松江市からの女性
「きょうからこちらでということだったんで。(県産品に)こだわってます。いろんなものがあるんで、毎年いろんなものを送って。」
安来市からの女性
「いろいろ集まってるんだったら、行ってみようかなと思って来ました。ここに来ると島根県の何かおいしい食べ物とか一気に分かるので良いなあと。(どこかへ)送るっていうよりも、ちょっと家に、みんなで食べるのに良いかなと思って。」
今年1月14日閉店した松江市の一畑百貨店は、お中元やお歳暮でも県産商品の販売に大きく貢献していました。
この一畑百貨店の閉店が、今回の県によるギフトセンター設置の背景です。
丸山達也知事
「東京とか大阪のデパートのウェブサイトで(お中元を)注文されるようになってしまいますと、そこには島根県産品はほとんどありません。
島根県の県産品の売上高、特に高価格帯のものが減ってしまうということになりますから。県産品の販売ルートを確保して、売り上げが減少しないようにつなげて行きたいと。」
島根県産品お中元ギフトセンターは松江市のくにびきメッセ小ホールでお盆の8月15日までで、ギフトを通じて県産品を県内外に広く知ってもらう機会としても期待されます。