モラエス判事、自身への脅迫事件は裁かず

モラエス判事(Reproducao TSE)

 5月31日に自身と家族に恐喝を続けていた海軍射撃兵とその兄弟が逮捕されたことで、注目を集めた最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事が、翌1日に容疑者らの拘束延長を発表したが、同時に自分はこの事件の裁判を担当しないことも宣言した。被害者として利害関係がある同判事が、この件の審議に加わるのは司法の中立原則から外れるためだ。少し前にはハッカーから偽造の逮捕状を作られる被害にも遭っていたモラエス判事。こうした事態が増えないことを願いたい。(2)

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