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RBのダニエル・リカルドは、続いている予選での不振を解決する方法を見つけ、苛立ちを覚えるほどに一貫性を欠いていることの根本原因を理解する必要があることを認めている。
2024年シーズン序盤におけるリカルドの不振はパドックで話題となった。期待外れの結果から、8度のグランプリ優勝経験を持つリカルドのシートが危機にさらされているのではないかという憶測が高まっている。そうした懸念は誇張されたものかもしれないが、特に土曜日のリカルドの結果が、彼自身とRBの期待に応えられていないことは否定できない。
リカルドは、マイアミGPのスプリント予選では力強いパフォーマンスを見せて4番グリッドを獲得し、スプリントレースを通してそのポジションを維持したことから、かすかな希望の光が差したかに見えた。しかし、日曜日のメインレースの予選セッションは散々なもので、すぐに陰りが見え始めた。
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続くエミリア・ロマーニャGPでは、リカルドは予選でトップ10入りしたものの、レースではスタートで躓いた。その日はRBのチームメイトである角田裕毅も同じ弱点を見せたが、リカルドはそこから後退していった。
先週末のモナコGPの前には、34歳のリカルドは自信に満ち溢れ、2018年にF1キャリア7勝目を飾ったこのモナコで好成績を収めることを期待していた。しかし予選ではQ2で敗退し、楽観的な見通しはすぐに打ち砕かれた。モナコではオーバーテイクのチャンスは事実上ゼロに等しく、彼は日曜日のレースをスタート時と同じ12位で終えた。
「この日を迎え、セッションに入るにあたって、間違いなくいい気分だった」とリカルドはモナコGPの予選前の心境を『Speedcafe』に語った。
「もちろん2年前はマクラーレンにいて、ここで本当に苦戦した。今回は気分はかなりよかったが、実際のところ結果はそれほどいいものではなかった」
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リカルドの予選における不安定さの潜在的な要因として、タイヤと、タイヤに熱を入れることの難しさが浮上している。しかし、リカルドはタイヤの問題を認めながらも、それを言い訳にしないように慎重になっている。
「『タイヤや、これやあれだ』みたいなことは言いたくない。自分自身をよく見つめ直し、何を見逃しているのかを探っていきたい。そして、マシンの何が僕を助けてくれるのか見ていく。というのも、不満が募っているのは、僕にできるはずのことが常にできているわけではないというのがはっきりしているからだ。それが自分自身に苛立っている点だ。なぜ毎週、一貫してQ3に進出できないのか、理解しようとしているところだ」
リカルドの状況を好転させるために、RBのチーム代表であるローレン・メキースは、8度のグランプリ優勝経験を持つリカルドのためにVCARB 01を最適化することに明確に焦点を当てていると語った。今後の開発では、リカルドの好みにさらに沿う形でマシンが改良されることが期待される。もしこのマシンがリカルドのドライビングスタイルにうまく適応すれば、彼のパフォーマンスの大幅な向上のきっかけとなり、RBのチャンピオンシップ総合順位も上がる可能性がある。
RBは現在、F1のコンストラクターズ選手権で6位につけている。ドライバーズ選手権ではリカルドがわずか5ポイントで14位、角田が19ポイントで10位となっている。
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投稿 予選での不振の原因を探るリカルド「できるはずのことが常にできているわけではないのが明確」と苦しい胸中を明かす は autosport web に最初に表示されました。