エレコム製無線 LAN ルータに OSコマンドインジェクションの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月28日、エレコム製無線LANルータにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

バッファロー製 Wi-Fi ルータ WSR-1166DHP シリーズのボット感染を確認、複雑なパスワードへの変更を呼びかけ

WRC-X5400GS-B v1.0.10およびそれ以前のバージョン
WRC-X5400GSA-B v1.0.10およびそれ以前のバージョン

エレコム株式会社が提供する複数の無線LANルータには、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在し、当該製品にログイン可能なユーザから細工されたリクエストを送信された場合、任意のOSコマンドを実行される可能性がある。

JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。

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