「あつたnagAya」9月開業 名鉄、神宮前駅西側の商業施設

「あつたnagAya(ながや)」の開業イメージ(名古屋鉄道提供)

 名古屋鉄道は3日、名古屋市熱田区の神宮前駅西街区で開発中の観光商業施設「あつたnagAya(ながや)」の第1期開業日を9月1日に決めたと発表した。3棟の木造平屋建ての建物・約15区画に、食べ歩きも楽しめる地域食材を使った店や、名鉄グループのギフトショップ「名鉄商店」の2号店が出店する。第2期の開業は12月を予定している。

 新商業施設には、干物の定食専門店のほか、名古屋名物のあんかけスパや鉄板ナポリタン、手羽先などを楽しめる飲食店が並ぶ予定。また、名鉄沿線地域の厳選した商品を販売する名鉄商店が出店する。2022年12月に名鉄百貨店本店のメンズ館1階にオープンして以来となる。

 名鉄は、熱田神宮の参拝客らを想定した商業施設の開発計画を進めている。敷地面積は約7千平方メートル。延べ床面積は約1100平方メートル。

 なお、第1期開業予定のエリア内では長屋根の下に飲食や物販などのワゴン群が立ち並ぶ予定で、常設のキッチンカースペースも予定している。同エリアへのテナント募集について名鉄都市開発で募集中という。

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