7月解禁前に求人懇談 高校と事業所が情報交換 亀山・三重

【個別面談で情報交換をする「求人懇談会」=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

 【亀山】来春の高卒予定者を対象とする求人活動が、7月1日から解禁となるのを前に、三重県の亀山市雇用対策協議会(坂野博会長)は3日、同市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、本年度の「求人懇談会」を開いた。

 市内29事業所と、県内の県立・私立高校計19校の進路指導担当者が参加し、採用計画について個別面談で情報交換をした。

 あいさつした鈴鹿公共職業安定所の堀保所長は「事業所の皆さんは、仕事の内容や職場の環境、会社の魅力などの情報を詳しく説明してください」と述べた。

 今年秋に操業を予定している、バイオマス発電などの再生可能エネルギーに取り組むボイラー製造業「よしみね中部事業所亀山工場」(同市白木町)の担当者は「12人程度のうち、高卒者7人の採用を見込んでいる。環境問題に興味のある人材を求めています」と話していた。

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