災害発生時の信号機復旧で技術競う 三重県仕様の器具で正確に

By 三重テレビ放送

地震などの災害発生時に「信号機」の迅速な復旧に役立てようと、交通信号機の工事事業者による復旧技術を競う大会が3日、三重県菰野町で開かれました。

「交通信号工事甲子園」には、三重や京都などから選手30人を含む130人が参加しました。

大会では、早く正確に信号機の復旧などができるかが競われ、選手らは声をかけあいながら作業に取り組んでいました。

南海トラフ巨大地震などで三重県内で大きな被害が発生した際は、県外の業者が信号機の復旧を支援する事になっていますが、都道府県ごとに使われる器具や配線が異なるため、大会では三重県仕様の器具が使われ、スムーズな復旧が試みられました。

全信工協会の秋山直樹常務理事は「有事の際には迅速な対応ができるように日々努力しているので安心して」と話していました。

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