無視…一時停止しなかった会社役員ら逮捕、速度18キロオーバーの会社員も 5千円~1万2千円の反則金を滞納、許されない逃げ得 さらに無視を続け、出頭せず「仕事で忙しかった」

反則金未納の男らを逮捕 県警、道交法違反の疑い

 埼玉県警交通指導課などは3日までに、道交法違反の疑いで、30~40歳の男3人を逮捕した。

 逮捕容疑は、日高市の会社役員男(30)は2021年11月6日、坂戸市内で普通乗用車を運転し交差点に入る際に一時停止をせず、深谷市の会社員男(40)は22年4月12日、同市内を最高速度を18キロ超える48キロで普通乗用車を運転。戸田市の会社員男(35)は同年3月1日、同市内で原付バイクを運転し交差点に入る際に一時停止しなかった疑い。

 同課によると、それぞれ7千円、1万2千円、5千円の反則金を支払わず、呼び出し通知を複数回交付するなど、再三の出頭要請にも応じなかったため、5月に逮捕した。男らは「仕事で忙しかった」などと供述しているという。

 同課によると、反則金未納による逮捕者は今年で6人に上り、未納者が後を絶たないことから悪質な未納者を積極的に摘発していく方針で「逃げ得は許さない」としている。

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