ビジャレアルがGKレイナの退団発表…大ベテランは引退否定しつつ「道は再び交わることになると確信」

ビジャレアル退団が発表されたホセ・マヌエル・レイナ[写真:Getty Images]

ビジャレアルは3日、元スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナ(41)の退団を発表した。

バルセロナでプロキャリアをスタートさせたレイナは、これまでビジャレアル、リバプール、ナポリ、バイエルン、ミラン、アストン・ビラ、ラツィオに所属。2021-22シーズン限りでラツィオを退団すると、17年ぶりにビジャレアルへ復帰した。

ビジャレアルでは当初こそ控えGKの扱いだったが、昨シーズンは守護神だったGKヘロニモ・ルジがシーズン途中にクラブを去ったことでスタメンの座を獲得。ラ・リーガで22試合、ヨーロッパ・カンファレンス・リーグで7試合、コパ・デル・レイで3試合の公式戦32試合に出場しており、プロ通算1000試合出場も達成していた。

しかし、今シーズンはGKフィリップ・ヨルゲンセンにスタメンを譲ることとなり、ラ・リーガでの出場はわずか2試合に。ヨーロッパリーグ(EL)やコパ・デル・レイでは先発起用されていたが、公式戦出場は12試合にとどまった。

今シーズンまでとなっていた契約は延長されず、ビジャレアル退団が決定したレイナ。自身のSNSにて引退の可能性は否定しつつ、ビジャレアルで過ごした日々への感謝を綴っている。

「これまでも今も、そしてこれからも僕の家である場所に別れを告げるのは簡単ではない。たくさんの瞬間と経験…この特別なクラブで、特別な人々と共有できた幸せな思い出が多すぎるんだ」

「新たな物語を書く時がやってきた。そして、人生は常に幸せだった場所へと導いてくれるはずであり、僕たちの道は再び交わることになると確信しているよ」

「今、僕は自分の最終章を書くうえで、手助けしてくれる場所を見つけなければならない。準備は万端であり、モチベーションもある。例外なく全員に感謝しているけど、特に思い出に残るステージとしてくれた会長たちに感謝したい。また近いうちに会おう」

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