雲仙・普賢岳災害から33年「いのりの灯」で犠牲者を追悼【長崎県】

雲仙・普賢岳の大火砕流惨事から33年となった3日夜、「いのりの灯」が行われ、犠牲者を追悼しました。

島原の豊かな自然が描かれたキャンドル。

島原半島の保育所や幼稚園、小中学校に通う子供達が作りました。

いのりの日だった3日夜、島原市の雲仙岳災害記念館で点灯式があり、約1300本のキャンドルに火が灯されました。

「いのりの灯」は33年前の雲仙・普賢岳の大火砕流で犠牲となった人たちを追悼しようと毎年、6月3日に行われています。

島原市立第五小学校3年 長谷川望海さん
「亡くなった人が大変だったんだなという気持ちを込めて描きました。幸せで平和な島原になってほしいです」

復興の地に灯された明かりは災害の記憶と教訓を次の世代へと伝えます。

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