平和祈念式典で長崎市がイスラエルの招待を保留

長崎市は2024年8月9日の平和祈念式典について、現時点でイスラエルに招待状を送らないことを発表しました。

長崎市の鈴木市長は臨時の会見で、2024年開催する平和祈念式典について、ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルを招待するかの判断を「保留」すると発表しました。

招待状は送らず、代わりに即時の停戦を求める書簡を大使館宛に送付するとしています。

また、ウクライナ侵攻を続けるロシアと、友好国のベラルーシは3年連続で招待しません。

抗議活動などにより式典の安全な運営を阻害されるおそれがあるためとしています。

長崎市 鈴木史朗市長
「我々の希望としては全ての国の代表に平和祈念式典に参加していただきたい。大変苦渋の決断ではある」

長崎市は 今年の式典に154の国と地域の代表を招待します。

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