靖国神社の動画投稿、中国外交部「日本は侵略の歴史直視を」 国民にも理性的表明求める

靖国神社の動画投稿、中国外交部「日本は侵略の歴史直視を」 国民にも理性的表明求める

記者会見に臨む中国外交部の毛寧報道官。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社北京6月4日】中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官は3日の定例記者会見で、中国のインフルエンサーが日本の靖国神社の入り口での下品な動画を投稿したとの質問に対し、日本に侵略の歴史を直視するよう求めるとともに、外国にいる中国国民に訴えを理性的に表明するよう呼びかけた。

 毛報道官は次のように述べた。関連の報道に留意している。靖国神社は日本の軍国主義による対外侵略戦争の精神的道具と象徴であり、日本は侵略の歴史を確実に直視して反省し、約束を守り、実際の行動によってアジアの隣国と国際社会の信頼を得るべきだと強調したい。外国にいる中国国民にも現地の法律・法規を順守し、訴えを理性的に表明するよう改めて呼びかけたい。

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