広島ドラゴンフライズ、3Pを打てるビッグマンの市川真人が加入…日本代表候補にも名を連ねる22歳

広島ドラゴンフライズは6月4日、2024-25シーズンにおいて市川真人との契約に新たに合意したことを発表した。

市川は206センチ106キロの体格を誇る22歳のビッグマン。静岡学園高校、白鴎大学を経て、2023-24シーズンにベルテックス静岡へ練習生として加入すると、開幕前に特別指定選手として登録され、全16試合に出場した。また、世代別を含めた日本代表経験を持ち、「日本生命カップ2024(北海道大会) バスケットボール男子日本代表国際強化試合」に向けた第2次強化合宿参加メンバーにも名を連ねる。

同選手、岡崎修司ゼネラルマネージャーはクラブを通じて次のようにコメントした。

「初めまして、ベルテックス静岡から移籍してきました、市川真人です。昨シーズンよりプロキャリアを始め、広島ドラゴンフライズブースターの皆様にはまだ僕のことはあまり知られていないと思います。得意なプレーは3Pシュートであり、迷いなく打てる所が強みだと思っています。初めてのB1リーグ挑戦であり、まだまだ足りない部分もあるかもしれませんが、自分の役割を全うし、チームの為に全力で頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」(市川)

「市川選手は206cmのサイズをもち、3Pシュートまで打つことができる日本人ビッグマンとして、ここ数年日本代表候補にも選ばれております。来シーズンはチームの編成上、外国籍選手や帰化選手との激しいポジション争いをすることとなりますが、市川選手は自身への挑戦として、広島を選んでくれました。練習環境等も含めて市川選手の成長をサポートできればと考えております。クラブとしては久しぶりの日本人ビッグマンとなりますが、市川選手の加入によりチーム層の厚みが増すだけでなく、新たなラインナップとして選手起用の選択肢が増えることや、普段の練習の質が向上すると考えており、今まで積み上げてきたものに新たなスタイル構築する広島にとって欠かせない存在となると思います。22歳と非常に若く、選手として成長していくと思いますし、チームを勝利に導くような選手なっていくことに期待をしています。なお、BCLへの参加も関係者と最後まで協議をしておりましたが、市川選手は日本代表合宿の活動を優先することになりました。来シーズンより、市川選手へのご声援をよろしくお願いいたします」(岡崎GM)

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