上海外灘で最も美しい女性警察官、初めて公の場で回答

白バイに乗る女性警察官が観光客に写真を撮られてネット上に投稿され、「外灘で最も美しい女性警察官」と呼ばれました。

5月のメーデー大型連休中、上海の外灘、南京路など人気の観光スポットでは1日平均の旅客数が延べ70万人を超え、美しい都市風景のほか、勤務する警察官らも市民や観光客に深い印象を与えました。こうした中、白バイに乗る女性警察官が観光客に写真を撮られてネット上に投稿され、「外灘で最も美しい女性警察官」と呼ばれました。

この女性警察官は徐懿さんで、上海市黄浦区警察支局南京路歩行者天国管理中隊に所属しています。先ごろ黄浦区で開かれたイベントで、徐さんは突然有名になったことに関する質問に初めて答えました。

徐さんは、「自分は普通の女性警察官で、警察官は男性が圧倒的に多いため、女性が目立つだけだ」と述べ、写真に写った白バイは「通勤用」で、勤務時は自転車に乗っていることを笑顔で説明しました。

1994年生まれの徐さんは今年30歳。小さいころから、警察官になることが夢でした。2014年に部隊を退役し、その後上海警察学院に入学し、2020年に就職しました。コミュニティーの派出所の警察官を担当していた時、徐さんのところに求められた助けの多くは迷子やカバン探しでした。所属する黄浦警察署の経験では、子供が迷子になった場合に備え、キャンディーを持ち歩くことが提案されていたため、徐さんのバッグにはいつもキャンディーが入っており、子供を慰めるために使われていました。

2022年9月1日に上海市黄浦区南京路歩行者天国管理中隊が設立され、徐さんは中隊唯一の女性警察官になりました。現在、徐さんは街頭勤務中に市民や観光客に徐さんとのツーショット写真を撮りたいと頼まれることがよくあり、仕事に影響を与えない限り、子供らの願いをできるだけ満足させるようにしているそうです。

徐さんは「幼い頃から黄浦区で育ち、黄浦を愛し、このエリアがもっと良くなってほしい。仕事をしている時はいつも責任感に満ちている」と話しました。

予期せずネットで有名人になったことについても、徐さんは淡々としていて、「以前とあまり変わらないし、周りの人や物事に何の変化もない。私にとっては、まじめに自分の仕事をすればいい」と心情を語りました。(提供/CRI)

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