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2024年6月3日、中国メディアの環球網は、トヨタ自動車やホンダなど日本の複数の自動車メーカーで認証不正行為が発覚し、経営陣が謝罪会見を開いたと報じた。
記事は、国土交通省が3日、トヨタ、ホンダ、マツダ、ヤマハ発動機、スズキの5社について、量産に必要な認証である「型式指定」をめぐる不正行為があったことを明らかにしたと伝えた。
そして、具体的な不正内容の例として、トヨタがカローラやヤリスの一部モデルの車両安全性能テストにおいて虚偽のデータを提出したほか、テスト車両を不当に改造していたと紹介。トヨタ、マツダ、ヤマハの不正行為は現在販売中のモデルにも影響があり、ホンダ、スズキの不正行為はいずれもすでに生産が停止しているモデルが対象だったとした。
また、トヨタ、ホンダ、マツダの幹部が同日にそれぞれ記者会見を開いて謝罪したとし、トヨタの豊田章男会長が「グループの責任者として心から謝罪する」と述べ、マツダの毛籠勝弘社長も「顧客に心配をお掛けし心苦しく感じている。経営責任を重く受け止める」とコメントしたことを伝えている。
この問題について、中国のネットユーザーは「はいまた謝罪だ」「立派な謝罪精神だ」「これでもう何回目だろうか」「知りたいのは、謝った後にどう解決するかだ」「日本の匠(たくみ)の精神はもはやジョーク」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻)