わずか4か月で「僕はもう要らないですよ」 同僚と交流…通訳が驚く松井裕樹の英語力

パドレス・松井裕樹【写真:Getty Images】

堀井通訳が語る凄さ「深い会話でも大丈夫」

パドレスの松井裕樹投手はメジャー1年目の今季、3日(日本時間4日)時点で27試合に登板し、3勝1敗、防御率3.91をマークしている。スプリングトレーニングでは流ちょうな英語でスピーチを披露。堀井裕介通訳も「僕はもう要らないですよ」と冗談を交えその成長に驚く。

3日(同4日)、敵地・エンゼルス戦の試合前、松井はフォームを確かめながらキャッチボールなどで調整した。前日2日(同3日)の敵地・ロイヤルズ戦ではメジャー初黒星を喫したが、リラックスした表情で練習に臨んでいた。

松井は今年2月のスプリングトレーニングで日本語含めて4か国語でスピーチを行ったことが話題になった。カンニングペーパーや堀井通訳に頼らず2分間。パドレスの本拠地サンディエゴはメキシコに面していることもあり、スペイン語も交えた。韓国メディアには韓国語で対応した。

この日も通訳なしでチームメートとコミュニケーションをとる場面も。楽天から共に移籍してきた堀井通訳も「彼は本当にすごいですよ」と感心する。「簡単な会話だけではなくて、深い会話でも大丈夫ですよ」と明かす。

スプリングトレーニングでは英語の先生とともにスピーチを練習したと明かしていた。堀井通訳は「才能と努力。両方ですね。彼は凄いですよ」と繰り返し、驚いていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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