文京区「あずかるこちゃん病児保育」導入…スマホ予約可能

周知ポスター

グッドバトンは2024年6月3日、東京都文京区から委託を受けるすべての病児・病後児保育室で、7月1日より病児保育予約サービス「あずかるこちゃん病児保育」を活用した予約受付を開始すると発表した。区内4施設で、スマホから空き状況の確認と予約申込が可能となる。

病児保育とは、病気や病み上がりなどで登園・登校できない子供を、保護者の代わりに専門の保育士や看護師が預かる事業。だが、手続きの複雑さから、利用に至るまでのハードルが高いという面もある。

あずかるこちゃん病児保育(あずかるこちゃん)は、このハードルを下げるべく、手続きをする保護者と保育を担う施設、さらに事業委託をしている自治体を適切にサポートする。文京区では、新型コロナウイルスの流行にともない病児・病後児保育の利用者数が減少したが、施設の新設などの取組みにより利用者数は回復しつつあるという。

今回のあずかるこちゃんの導入により、文京区内4つの病児・病後児保育室の空き状況がリアルタイムで確認できるようになる。保護者はいつでもLINEやWebから施設を検索し、スマホで予約申込やキャンセルを行うことができる。

あずかるこちゃんは、アプリのようにダウンロードする必要はなく、ブラウザーから利用可。利用料は無料。なお、病児保育は各自治体または病児保育室が定めた料金が必要となる。

いろは

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