現地時間3日、レアル・マドリードはパリ・サンジェルマン（PSG）退団が決定していたフランス代表FWキリアン・エンバペの加入を正式発表。2029年6月30日までの5年契約を締結した。
ここ数年に渡り移籍市場を賑わせてきた話題に終止符が打たれた。2022年夏にレアル・マドリード加入が濃厚と報じられたエンバペだったが、破格の高待遇を提示したPSGと土壇場で契約を延長。それでも今年6月末の契約満了が迫るにつれて移籍の噂が再燃し、5月には選手自らPSG退団を発表。そして遂に、新シーズンから“白い巨人”の一員としてプレーすることが正式決定した。
そんなエンバペはレアル・マドリードの公式発表後に自身の公式Instagram（@k.mbappe）を更新。レアル・マドリードのジャージを着用し、同クラブの“レジェンド”でもあるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（現：アル・ナスル）と撮った幼少期の写真と共に、新天地のサポーターへ次のようなメッセージを送った。
「夢が叶った。夢のクラブであるレアル・マドリードに入団できて、とても幸せだし誇りに思う。今の僕は誰にも理解できないほど興奮している。マドリディスタのみんなに会うのが待ちきれない。そして、信じられないほどのサポートに感謝している。¡Hala Madrid!」
すると、この投稿にC・ロナウド本人が反応。「今度は僕が君のことを見る番だ。ベルナベウを明るく照らす姿を見るのが楽しみだよ。¡Hala Madrid!」とエールを送っている。
C・ロナウドはレアル・マドリードに在籍した9年間で公式戦通算438試合に出場し450ゴール131アシストをマーク。2度のラ・リーガ制覇や4度のチャンピオンズリーグ（CL）優勝など数多くのタイトル獲得に貢献した。果たしてエンバペはこれに匹敵する記録を残すことができるだろうか。新シーズンの活躍に期待がかかる。
