メキシコ大統領選挙が2日、投開票され、メキシコ市の市長だったクラウディア・シェインバウム氏(61)が歴史的大差で勝利した。
メキシコ市の主要広場ソカロには数千人が集まり、同国初の女性大統領の誕生を祝った。
シェインバウム氏の得票率は約60%に達した。
環境科学者から政治家に転身したシェインバウム氏は、人気の高いアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領の後ろ盾を得て、選挙戦を有利に進めた。
しかし、前任者のオブラドール氏が新政権に影響力を行使することはないと、シェインバウム氏は主張している。
BBCのウィル・グラント記者が現地から報告する。