見つかった手りゅう弾に爆発の危険性なし 小倉南区の河川敷近くで"ロケットランチャー"など発見された事件で

先月、北九州市小倉南区の河川敷近くで、ロケットランチャーや手りゅう弾のような物などが見つかった事件で、見つかった手りゅう弾には信管がなく爆発の危険性がなかったことが警察への取材で分かりました。

この事件は、先月30日から31日にかけて、小倉南区を流れる紫川の河川敷近くの草むらで、長さが1メートル以上あるロケットランチャーや手りゅう弾、拳銃のほか、銃弾のような物が複数見つかったものです。

その後、発見された手りゅう弾のような物には、起爆装置の「信管」がなく、爆発する危険性がなかったことが、警察への取材で分かりました。

警察は、見つかった武器とみられる物の鑑定を進めるとともに、銃刀法違反や爆発物取締罰則違反などの疑いもあるとみて捜査しています。

北九州市では2012年、戸畑区の倉庫でロケットランチャーや拳銃、実弾が見つかり、隠し持っていた特定危険指定暴力団・工藤会の関係者が懲役10年の判決を受けています。

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