中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、成都市の中国核動力研究設計院にある試験台で、研究開発チームの若いメンバーと交流する鍾元章氏(左から3人目)。(成都=新華社記者/劉坤)

 【新華社成都6月4日】中国の原発大手、中国核工業集団(CNNC)傘下の中国核動力研究設計院で「華竜1号」原子力発電プロジェクトの副総設計師を務めた鍾元章(しょう・げんしょう)氏(62)は1986年、四川省の成都科技大学(現在の四川大学)化学工業機械専攻を卒業し、同研究院に入った。一貫して原子炉の構造設計作業に従事し、中国にある原子力発電所の半数以上の研究開発、設計に参加してきた。

 鍾氏は中国の原子力発電について「最初の30万キロワットから60万、90万と増え、そして今建設している『華竜1号』は約120万キロワットになる。われわれの原子力発電の極めて着実な発展に対し、私はこの数十年間とてもうれしく感じている」と感慨深げに振り返るとともに、「今は定年退職後の再雇用により引き続き『華竜1号』のさらなる研究開発に携わっており、われわれは安全性と経済性をさらに高める必要がある」と語った。

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、成都市の中国核動力研究設計院にある試験台の前で、研究開発チームの若いメンバーと交流する鍾元章氏(右から2人目)。(成都=新華社記者/劉坤)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、成都市の中国核動力研究設計院にある試験台で、研究開発チームの若いメンバーと交流する鍾元章氏(左端)。(成都=新華社記者/劉坤)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、成都市の中国核動力研究設計院にある試験台で、研究開発チームの若いメンバーと交流する鍾元章氏(右端)。(成都=新華社記者/劉坤)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、成都市の中国核動力研究設計院で、研究開発チームの若いメンバーと交流する鍾元章氏(中央)。(成都=新華社記者/劉坤)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、「華竜1号」原子炉の模型について紹介する鍾元章氏。(成都=新華社記者/劉坤)

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5月24日、「華竜1号」の模型について紹介する鍾元章氏。(成都=新華社記者/劉坤)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、3Dプリンターで作製した原子炉内構造物、炉心シュラウドの部品を見せる鍾元章氏。(成都=新華社記者/劉坤)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

5月24日、原子炉の安全を確保する重要部品で、研究チームと5年かけて開発した原子炉圧力容器ガスケットのサンプルを見せる鍾元章氏。(成都=新華社記者/劉坤)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

クレーンによる取り付け準備が進む、第3世代原子炉「華竜1号」を世界で初めて採用した福建省の福清原子力発電所5号機原子炉の圧力容器。(2017年8月撮影、成都=新華社配信)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

クレーンによる取り付け準備が進む、第3世代原子炉「華竜1号」を世界で初めて採用した福建省の福清原子力発電所5号機原子炉の圧力容器。(2017年8月撮影、成都=新華社配信)

中国の原子力発電の発展に尽力する研究員 四川省

クレーンで吊り上げられる、中国が独自開発した第3世代原子炉「華竜1号」量産化プロジェクトである中国核工業集団漳州原子力発電所2号機原子炉の圧力容器。(2022年8月9日撮影、成都=新華社配信)

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