「バイクローンはやめた方がいい」といわれる理由は?利用する際の注意点を解説

バイクの購入でローンを利用しようと考える際、やめた方がいいといわれたことはありませんか。「バイクを買いたいけどお金がない・・・」「バイクローンを使ってみたいけど不安・・・」と悩む人もいるかもしれません。

バイクローンにはデメリットもあるので、申し込むかどうかは慎重に考えることをおすすめします。

この記事では、バイクローンの注意点について解説します。また、ローンを組まずにバイクに乗る方法も紹介します。

この記事でわかること

  • バイクローンをおすすめしない理由
  • バイクローンのメリットと注意点
  • ローン以外のバイクを買う方法

「バイクローンはやめた方がいい」といわれる理由

バイクローンは決して怪しいローンではないですが、「やめた方がいい」といわれることがあります。バイクローンはやめた方がいいといわれる理由は、以下の通りです。

  • 金利が高い
  • 完済するまでは売ることができない
  • 盗難リスクが高い

金利が高い

バイクローンの金利は高めに設定されています。信販系で5~18%、銀行系で1.5~7%です。

例えば200万円のバイクを5年ローンで購入する場合、銀行系で金利7%だと返済総額は約238万円、信販系で金利18%だと約305万円となります。一括購入時の支払額200万円と比較すると、どうしても高くなってしまいます。

完済するまでは売ることができない

ディーラーでバイクローンを組む場合、完済するまで所有権はディーラーになるため、途中でバイクを売ることができません。

ただし、銀行でバイクローンを組んだ場合は、所有権が使用者(自分)になります。返済期間の途中でも売却することが可能です。

盗難リスクが高い

バイクは、車と比べて盗難リスクが高い傾向にあります。政府統計によると、自動車盗難とオートバイ盗難の検挙率を比較したとき、オートバイ盗難の検挙率は半分という結果です。

盗難に遭った場合でも、バイクローンは払い続けなければなりません。ローンを組むにしても、できるだけ短期間で返済できる計画にした方が、リスクを軽減できるでしょう。

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バイクローンを利用するメリット

バイクローンはやめた方がいいといわれることがありますが、以下のようなメリットもあります。

  • 手元にまとまったお金がなくても購入できる
  • 毎月の支払額を調整できる

手元にまとまったお金がなくても購入できる

バイクローンを利用することで、手元にまとまったお金がなくでも好きなタイミングで購入できるメリットがあります。

バイクローンを使って購入する方法以外では、現金一括購入があります。バイクの購入には数十万円、車種によっては百万円を超える資金が必要です。現金一括で購入できればよいですが、一気にお金が減ってしまうことや、そもそも貯金が少ないなどの理由から、現金一括は難しいという人もいるでしょう。

バイクローンを利用すれば、まとまったお金がなくても購入できるのはメリットといえます。

無理のない返済計画を立てられる

購入価格を分割し、月々一定額を返済していくバイクローンですが、返済額の設定やボーナス併用返済など柔軟な返済プランが可能です。無理のない返済計画を立てられるのはメリットです。

また、ディーラーや金融機関によって、ローン金利の優遇制度などを利用できる場合もあります。

ローン選びで迷ったらクラウドローン

クラウドローンとは、複数の金融機関からプランの提案を受けることができるサービスです。基本情報や希望条件を登録することで、条件に合った提案を受け取れます。

クラウドローンを利用することで、比較検討の時間を大幅に削減でき、自分に合ったローンを利用できる可能性が高くなります。ローン選びで迷ったら、クラウドローンで借入可能額を無料診断するのがおすすめです。

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バイクローンを利用するときの注意点

バイクローンは、リスクの観点からやめておけといわれることもありますが、上手に利用すれば便利なローンであることに違いありません。

バイクローンを利用するときの注意点を確認しておきましょう。

  • できるだけ頭金を多めに用意する
  • 返済期間をできるだけ短くする
  • しっかり返済シミュレーションをする
  • 返済が苦しいと感じたらすぐに相談する

できるだけ頭金を多めに用意する

頭金を用意することで、返済期間を短くすることができます。返済期間が短くなれば、その分、利息が少なくなり、返済額を抑えることができます。

前述のようにバイクローンは金利が高い傾向がありますが、借入額や返済期間を短くすることで、金利の優遇を受けられる可能性もあります。

返済期間をできるだけ短くする

バイクローンを契約する際には、返済期間をできるだけ短くしましょう。つまり、なるべく早期の完済を目指した返済計画がよいということです。

返済期間が短いと、支払う利息が少なく済みます。また、まとまった資金がある場合には、毎回の返済額とは別に繰り上げ返済をして完済時期を早めることもできます。

しっかり返済シミュレーションをする

バイクローンを利用する際には、事前にしっかり返済シミュレーションをしましょう。具体的には、金利、返済期間、毎月の返済額、利息について確認してください。

■返済シミュレーション例(金利18%、100万円を2年かけて返済する場合)

上表のシミュレーションの場合、返済総額は119万8178円(利息分19万8178円)です。

返済が苦しいと感じたらすぐに相談する

バイクローンの返済が苦しいと感じたら、すぐに借入先のディーラーや金融機関に相談しましょう。返済が苦しいときの対策として考えられるのは、バイクを売却して残りの返済に充てる方法です。

ただし、売却価格が残りの返済額を下回っている場合には、別途ローンを組み直すか、売却後の残額のみ支払うことになります。

ローンを組まずにバイクに乗る方法

ローンを組まずにバイクに乗る方法は、以下の通りです。

  • バイクのサブスクを利用する
  • バイクをレンタルする
  • 現金一括で購入する

バイクのサブスクを利用する

バイクのサブスクとは、月額課金でバイクを利用する仕組みです。必要なときに必要な期間だけ、好きなバイクを利用できます。

バイクのサブスクの最大のメリットは、毎月支払う利用料に諸費用などもすべて含まれている点です。つまり、利用料以外には、費用が発生しません。

デメリットとして、あくまでも借りているバイクであるため、カスタマイズができないという点があります。

バイクのサブスクは、初めてバイクに乗る人や、さまざまなバイクに乗ってみたい人に向いています。

バイクをレンタルする

車を利用する際のレンタカーのように、バイクもレンタルできます。時間単位で借りられるため、必要なときだけ利用できる点はメリットです。

デメリットとしては、長期間レンタルすると費用がかさむ点があります。そのため、たまにしか乗らない人に向いています。毎日バイクを利用する人は、サブスクの方が向いているでしょう。

バイクのレンタルが向いているのは、短時間だけバイクを利用したい人や、実際にバイクを購入する前の試乗をしてみたい人、たまに仲間とツーリングをしてみたい人です。

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バイクローンの審査基準や審査落ちを防ぐためのポイントを解説

まとめ

バイクローンは、金利が高いことや、バイクの盗難リスクが高いことなどから「やめた方がいい」といわれることがあります。しかし、バイクローンの特徴や注意点を理解したうえで、しっかり返済シミュレーションを行えば、過剰に避ける必要はありません。

この記事の注意点を参考に、無理のない返済計画のもとバイクローンを検討してみてはいかがでしょうか。

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